蕪菜(かぶな)のいなきびご飯


蕪菜のいなきびご飯

きびの名前の由来は見た目の黄色い実「黄実」から来ているとされています。 黄色い色素はポリフェノールの一種で、亜鉛や鉄分などのミネラルのほか、善玉コレステロールに働きかけるタンパク質も豊富に含まれています。 青菜を混ぜることで、きびの黄色がよりきれいに引き立ちます。 蕪は、根の部分は単色野菜、葉は緑黄色野菜に分類され、それぞれに含まれている栄養素も異なります。 葉の部分にはビタミンCだけでなく、免疫力を高め、肌を乾燥から守るβ-カロテン、 疲労を回復させるビタミンB1、皮膚や粘膜を正常に保つビタミンB2、骨や歯を強くし、骨粗しょう症を予防するカルシウム、貧血を予防する葉酸や鉄分などが多く含まれている栄養素の宝庫です。

4人分
2合
蕪の葉100g程度
いなきび大2
小2
STEP.01
米はさっと洗い、いつもの水加減にする。
STEP.02
いなきびといなきびと同量の水を加えて、30分程度浸水させてから、炊く。
STEP.03
蕪の葉はよく洗い、熱湯に一つまみの塩を入れてさっと茹でる。(茹でる量によりますが、1分程度でOK)
STEP.04
冷水に取って、手で絞って水気を切り、細かい小口切りにし、塩を加えて指でもみこむようになじませる。
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STEP.05
炊きあがったご飯に混ぜる前に、もう一度、水けをギュッとしっかり絞り、ご飯に混ぜ合わせる。

青菜ご飯の作り方は二通りあり、ご飯に塩を混ぜて炊き青菜に味を付けない方法と、ご飯には塩気を足さずに青菜に塩味をつけて混ぜる方法が あります。 ご飯に味を付ける方法は、味にムラがない仕上がりになりますが、青菜に塩気を付ける方法は味のメリハリがついて飽きがきません。 どちらが良いかは好みですが、今回は青菜に味を付ける方法をご紹介します。

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このレシピの先生は <五味佳奈子先生>
五味佳奈子先生
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手打ちそばと日本料理を提供する祖母元で幼い頃から『食』と密接な生活を送る。祖母の店の宴会メニュー考案、フードスタイリストのアシスタントを経て、ファストフード店のメニュー提案、サンドイッチチェーン店の商品開発に携わる。
現在は自宅で料理教室『めぐみも。キッチン』を主宰。「心と身体は食で作られる」という思いを軸に、現在も食に対するアプローチを継続中。
麹や酒粕など日本の伝統的な発酵食品や調味料を、日本食以外にも広く、日常的に活用できるようレシピを考案・提案し、食べることで身体のメンテナンスを図る。海外に日本食を紹介するサイトのレシピ考案や、地域のものづくりスペース『Chika-ba』で料理提供を行っている。