食べる「究極の雑穀」甘麹


食べる雑穀甘麹

夏バテ対策や疲労回復に江戸時代から「栄養剤」として飲まれてきた甘麹です。
「麹」にはタンパク質を分解するプロテアーゼ、でんぷんを分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼの「3大消化酵素」が豊富に含まれており、体内の酵素を使うことなく、必要な栄養をスムーズにカラダに吸収することが出来ます。甘麹を雑穀で作ることで、白米だけでは摂りきれない様々な栄養素を手軽に摂ることが出来ます。

食欲が落ちて必要な栄養素が不足すると、肌のシミや皺、肌荒れの原因になりますが、この甘麹を食べるだけで、エネルギーの元になるブドウ糖はもちろん、ビタミンやミネラルも補うことができます。
また、甘麹には食物繊維、オリゴ糖、乳酸菌が含まれているので、デトックス効果も期待できます。朝ご飯代わりに食べるのもオススメです。

白米:究極の雑穀を2:1で炊いた雑穀米 300g
乾燥麹 100g
400cc
★ヨーグルトメーカーでの作り方
STEP.01
白米と究極の雑穀米を混ぜて炊飯する。
gm001_s01
STEP.02
炊飯したご飯300gを鍋に入れて、水400ccを加え、沸騰したら弱火で15分煮込む。
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STEP.03
火を止めて、雑穀のおかゆを70℃まで冷ます。
gm001_s03
STEP.04
70℃に下がったら、乾燥麹を加えて、よく混ぜる。
gm001_s04 (1)gm001_s04 (2)
STEP.05
ヨーグルトメーカーの内部容器に④を入れて、沸騰したお湯をメーカーに入れて、8~12時間保温する。
gm001_s05 (1)gm001_s05 (2)
STEP.06
ヨーグルトメーカーから取り出し、荒熱が取れたら冷蔵庫で保存する。
gm001_s06
★炊飯器での作り方
STEP.01~04
同上
STEP.05
炊飯器に移し、蓋をあけたまま、ほこりなどが入らないように布巾をかけて、保温状態で7時間程度。
STEP.06
保温スイッチを切り、冷めたら煮沸消毒した瓶などに移し替えて、冷蔵庫で保存する。

冷蔵庫で2週間、冷凍庫で約3か月、保存可能です。

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このレシピの先生は <五味佳奈子先生>
五味佳奈子先生
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手打ちそばと日本料理を提供する祖母元で幼い頃から『食』と密接な生活を送る。祖母の店の宴会メニュー考案、フードスタイリストのアシスタントを経て、ファストフード店のメニュー提案、サンドイッチチェーン店の商品開発に携わる。
現在は自宅で料理教室『めぐみも。キッチン』を主宰。「心と身体は食で作られる」という思いを軸に、現在も食に対するアプローチを継続中。
麹や酒粕など日本の伝統的な発酵食品や調味料を、日本食以外にも広く、日常的に活用できるようレシピを考案・提案し、食べることで身体のメンテナンスを図る。海外に日本食を紹介するサイトのレシピ考案や、地域のものづくりスペース『Chika-ba』で料理提供を行っている。